デトックス&ファスティングのMINDFUL-TRINITY主宰者が綴る日々のこと
by aya-kka
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2007年 05月 19日
木村さんの講演後、その懇親会にも参加してきた。
場所は講演会場と同じナチュラルハーモニー銀座店。
つい最近できたばかりの銀座店は、東京大空襲を免れたという昭和4年の建築物にある。
徹底的に自然素材をこだわって改築されたその空間は、そこに居るだけで心身を綺麗にしてくれるような感じ。
会場には木村さん、ナチュラルハーモニー代表の河名さん、ホスメッククリニック院長の三好先生を中心に、魅力的且つエッジの立った方々がたくさん。
メディアの方、イタリアで自然栽培でオリーブ作りを始めた女性、健全な食を提案するイベントのオーガナイザー、身体に優しい食器を創っている工芸作家、脱サラをして就農の準備を進めている若者、某有名デリで企画開発をする女性など様々なフィールドの方が集まっている。
単独で参加した為初めはちょっと不安だったが、フレンドリーなお店のスタッフや参加者の皆さん、美味しいお酒と食事のお陰ですぐにその場に馴染むことができた。
酵母、漬物などを自分で作るようになってから俄然発酵食品に興味が出てきた私だか、ここでも「発酵」がキーワードになっていた。
河名さんの「本当の食べ物は腐らず、発酵する」という話が特に印象深い。
1年放置した木村さんの林檎が腐らず萎んだだけだったこと。
その萎んだ林檎を食べてみると驚くほど甘くて美味しかったことなど面白い話を聞かせてくださった。
某・健康チャンネルの捏造疑惑を最初に暴いたことで注目を浴びた三好先生も健康の為に伝統的な発酵食品の摂取を勧めてらっしゃる方。
三好先生は、木村さんの林檎を原料にしたお手製の林檎ジャムを振舞ってくれた。
試食した誰もが芳醇な林檎ジャムの味に唸っていた。
韓国系の女性からは、砂糖について興味深い話を伺うことができた。
元々、韓国料理では砂糖やニンニクは使っていなかったらしい。
それが「砂糖は豊かさの象徴」とされ、いつの間にか日常的に砂糖が韓国料理に用いられるようになったそうだ。
今や、煮物、酢の物、和え物とあらゆる物に砂糖が入っている日本料理だが、本来は砂糖を使わない物だったと聞いたことがある。
韓国同様、「豊かさの象徴」日本料理にも砂糖が浸透したことが非常に残念だ。
韓国と共同で伝統的な食生活の見直しを提言するなど、有意義且つ面白い企画ができるのではないかと思った。
感激したのが銀座店の皆さんが用意してくれたお酒とお料理の素晴らしさ。
自然栽培の野菜、安全で新鮮な動物性食品、伝統的製法で作られた調味料など、こだわりの素材により作られた料理の数々。
菜食のメニューが多い上、私好みのシンプルな味付けで嬉しい。
お母様と参加されていた若いお嬢さんは一口食べるごとに「野菜がこんなに美味しいなんて」と感動をしていた。
砂糖や動物性の入ったスイーツを全く取らなくなった私だが、この日は粗糖と卵がシフォンケーキを有り難くいただいた。
蕪の入ったこのシフォンケーキは「とても優しい味」だと女性のみならず男性にも人気だった。
アルコールについては天然ビール、天然ワイン、自然酒と飲んでみたいものばかり。
結局、銀座店の店長さんもお気に入りという自然酒を選択すると、それは私が最近ハマっている寺田本家さんのものだった。
店長が推すのも納得。
これは普段日本酒を呑みなれない方にも大好評だった。
場所、食、人、いずれもが素晴らしい懇親会。
ここ最近のイベントの中で最も楽しいパーティーだった。
尚、ナチュラルハーモニー銀座店オープンに伴い、外苑前にあったアンゴロはクローズ。
銀座店のレストランは6月オープンを目標に現在準備を進めているそう。
またあのお酒が呑みたい、あの食事をいただきたい。
レストランのオープンが待ち遠しい。
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