デトックス&ファスティングのMINDFUL-TRINITY主宰者が綴る日々のこと
by aya-kka
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2007年 06月 08日
手当法 – よく見られる腎臓の症状<むくみ、尿の異常>
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5月に参加した手当法のクラス。
テーマは「よく見られる腎臓の症状<むくみ、尿の異常>」についてだった。
むくみは腎臓の異常からくる場合と、心臓の異常からくる場合と2パターンある。
簡単な見分け方は、腎臓系のむくみの場合は朝起きたときに瞼がむくんでいる。
一方、心臓系の場合は朝起きたときに手がこわばっていたり、握りにくかったりするそうだ。
■■症状別■■
【1】尿が近い、頻尿
尿量が多い場合は糖尿病、萎縮腎、腎炎(機能低下)
尿量は変わらず回数だけ多い場合、膀胱炎、膀胱腫瘍、膀胱結石、前立腺肥大、前立腺ガン、子宮筋腫。
病気ではないが妊娠中も尿が近くなる。
○陽性の場合
脱塩をする。
カリウムが多い陰の食事を取る
入浴、発汗
副食の量を主食の4分の1にする
小豆汁を多飲する。
○陰性の場合
塩気を入れる
甘いものや油物に注意する
○ネフローゼの場合
蛋白がどんどん出るので、上部に蛋白を入れてあげる
【2】尿の出が悪い尿道炎、腎炎、肝疾患、前立腺手術後
副食を主食の2分の1にする
昆布や豆味噌を料理に使う
生姜湿布
里芋パスター
おしっこが出ないときは柿のヘタやトウモロコシの気を煎じて飲む。
おしっこを出すためにはとにかくのめるだけ飲ませる(胃腸の場合と逆)
頭痛がある場合は、リンゴ汁や大根おろし汁で頭をマッサージする。(飲むのではない)
【3】排尿痛
塩気を入れないこと
特に膀胱炎の時は絶対に塩を入れないこと(入れると痛くなる)
熱がある時は、1回目だけ第一大根湯で熱を取り、2回目からは第二大根湯を飲む。
ヤンノー
玄米スープ
【4】血尿が出る(食品の添加物で色が出る場合もあるので注意)
○茶褐色の尿の場合
肝臓、黄疸。
○鮮血尿の場合
急性の腎臓系の場合もあるが、こちらは大して血が出ない。
むしろ尿道炎であることが多い。
いずれの症状の場合も玄米スープ、野菜スープ、ヤンノーを飲む。
特に結石の場合は玄米スープをお茶代わりにどんどん飲むと結石を溶かしてくれる。
【5】尿が濁っている膀胱炎、腎盂腎炎、胆石、胆のう、胆管、膵ガン
Naだけじゃなく色々な塩分が混ざっている。
ウミやそれに伴う痛みがある時は注意。
【6】尿後、尿が泡立つ糖尿病、腎臓病、ネフローゼ
黄疸(泡まで黄色くなる)
■■実習■■
【1】内用のお手当て
①第二大根湯
腎臓、膀胱の炎症、利尿、むくみ取り。
②ヤンノー
利尿、慢性の膀胱炎
冷えがある場合は濃い目にして黒胡麻塩を入れて飲む。
薄いものを飲むともっと体が冷えるので注意。
精神に問題がある人にヤンノーを飲ませると落ち着く。
③柿のへたの煎じ汁
心臓から来ているむくみの場合
④とうもろこしの毛の煎じ汁
第二大根湯、ヤンノー、玄米スープでむくみが取れない場合
⑤野菜スープ
軽度の症状の場合のむくみ取りや利尿に用いる。
⑥玄米スープ
穏やかな利尿を促す。
病気で弱っている人、高齢者、幼児、腎臓・膀胱炎が慢性化した人のお茶代わりにもむく
【2】外用のお手当て
①まんじゅしゃげの根
これでパスタを作り足の裏の腎臓の反射区のある辺りに貼って一晩置く
②干葉の腰湯
陰性の冷えがある場合は、塩を入れる。
足先を入れると全身欲になるので、腰だけを入れる。
陰性の人は腰湯の前でも後でもいいので梅醤番茶を入れて心臓を守ってあげる。
■■その他■■
陰陽によって、内用のお手当ては変わるが、体質が陰か陽か分からない場合は中庸に近い玄米スープからスタートする。
玄米スープは利尿効果がある上、濃くすれば栄養にもなる。
体の火消しは野菜。
尚、急速な回復というのは怖いそうで、徐々に治るほうがいいそう。
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尿についてはそんなに異常を感じたことがないが、むくみについては日頃から思い当たることしばしば。
今回も大変興味深い授業だった。
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