デトックス&ファスティングのMINDFUL-TRINITY主宰者が綴る日々のこと
by aya-kka
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
フォロー中のブログ
タグ
以前の記事
カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 08月 30日
何人もの人に「とにかく見てくれ」と言われた映画をやっと見ることができた。
タイトルは『六ヶ所村ラプソディー』
映画の見る前の私は六ヶ所村核燃料再処理工場の本格稼動に「反対」の立場をとりつつも心の奥底で気持ちがユラユラ揺れ動いていた。
・私たちの日々の生活が原子力発電により支えられていること。
・国内55個の原子炉から出る核のゴミを何らかで処理する必要があること。
・この再処理工場のお陰で経済的に安定した生活を送ることができる人が600人いること。
これらを考えると、「反対」を唱える自分が浅はかな理想主義者のように感じることがあった。
中立の立場を取り、核再処理施設を稼動させつつ、フィルタリングをかけて海に放射能が流れ出ないようにしたほうが皆がハッピーになれるんじゃなかと思ったこともあった。
でも、『六ヶ所村ラプソディー』を観終わった今、「反対」の立場を取るべく私の気持ちは固まった。
なぜなら廃液を海に流す前にフィルタリングをする程度の対応じゃ全然甘いと分かったから。
色んな側面から考えてみる
原子力発電に頼る生活が果たして、地球規模で問題になっている「地球温暖化」を食い止めることができるのか?
再処理施設が動くことにより、これからもどんどん原子力発電所から電気が作られそして消費される。
でもこれは、最終的には地球温暖化を促すことに繋がるのではないかと疑問に思えてならない。
核燃料再処理工場が動き始めると、全国の原子炉から出た核のゴミがトラックに乗って六ヶ所村に向かう。
日本には55基もの原子炉があり、それは北海道から九州まで広範囲に広がる。
つまり、核を乗せたトラックが日本全国を走ることになる。
核の危険にさらされる日常。
こんな異常な状況が当たり前になるような国になって欲しくない。
原子力発電所の存在で村、町の財政状況が良くなったという声を聞いたが本当にお金の為に原発を受け入れていいのだろうか。
原子力発電所からは日々微量の放射能が排出されているそうだ。
たとえ微量とはいえ、これは体内に留まりジワジワと細胞蝕んでいくらしい。
いわゆる内部被爆。
アメリカで原子力発電所がある地域は他の地域と比較して発ガン率が6倍にも及ぶというデータもある。
原子力に変わる自然エネルギーを考えたほうが賢明なのではないか。
友人が原子力発電で潤ってきた東北のとある県の話を教えてくれた。
そこの前知事は「もうこれからは原子力の時代ではない」と、風力発電の導入を推進していたそうだ。
ここまで話を聞く限り、日本の政治もまだまだ捨てたもんじゃないなんて明るい気持ちになれる。
しかし残念なことにその前知事はもう政治の世界にはいない。
原子力より風力発電を推進することが国と某電力会社の怒りを買い、その前知事は政治の表舞台から引きずり下ろされた。
腐っていると思っても誰も責めることができない。
こういう腐った国政を行う政治家を選んだのは国民である私たちだから。
だったら、こういう考えもできる。
「国策」である六ヶ所村核再処理施設の本格稼動を止めることができるのも、私たち国民なんじゃないか。
-その2に続くー
|
|